レールなめるシカ、目的が判明…衝突防止に利用
読売新聞 11月24日(火)15時7分配信
シカは鉄分補給のため、レールをなめようと集まってくる!?
シカと列車の衝突事故防止に向け、東京の建材メーカーが、こんな分析結果をまとめ、鉄分を主体とする「誘鹿(ゆうか)材」を開発した。線路に向かう“けもの道”の途中に誘鹿材を置いてシカを足止めし、それ以上、線路に近付かないようにする。事故多発に悩むJR九州は今月中にも試験導入することを決めており、効果が注目される。
誘鹿材は鉄分と塩分を主原料としたブロック状の固形物で、重さは1個約5キロ。開発したのは建材の総合メーカー「日鉄住金建材」。鉄道用の暴風柵や防音壁の製造・販売も手掛けており、鉄道会社がシカ対策に悩んでいることを知り、2011年に研究を始めた。
専門家らに聞き取り調査を行う中で、シカ肉に鉄分が豊富に含まれている点に着目。飼育施設で観察を続け、繰り返し鉄パイプをなめていることにも気付いた。
13年3月、岐阜県関ヶ原町の雑木林に鉄粉を散布する実験を開始。20~30頭の群れが、鉄粉をなめに集まって来た。同社の担当者は、鉄分を補給するため、シカが線路に近付いていると確信し、誘鹿材を開発した。
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鉄分不足したら、レール舐めたらいいらしいですよ(笑)
ワシャ土曜に鉄分補給したが、日,月,と天気が良く
美味しい鉄分を逃しているので、不足気味