続きである。
8521は仁保→篠目の勾配区間を走り抜け
篠目に到着
営業運転での新旧最初で最後の出会い
こんな列車だからカマの前は人でごった返す。
こんな時は得意の焦点距離10mmで一番先頭から撮影
しかし記撮のオバハンは10mmでもなんともならぬwww
思いっ切り歪んでますけど、いいのです。
雰囲気!雰囲気!
そんなこんなで8522が先発で篠目を後に
出発の際もあちらの山の撮影集団に
「お~っ」
こちらの小学校のトコの黒山の人だかりに
「お~っ」
そして、9号線と合流する区間に入り
並走車から、撮影しまくるマニアさま
はたまた、運転してるにも関わらずデジイチで撮影する強者まで
撮られる側から沿線のマニアを見ながら、ススム、ススムビールが美味い(笑)
そんなマニアの行動を酒と肴に車内をウロウロ
思わずやってしまったのが、車両間の扉の開け閉め
当たり前といえば、当たり前なのだが、雰囲気が旧型客車の為
扉を引く時、力任せに引こうとしたが、びくともせず
センサーに手をかざすタイプの自動ドアなんですwww
洗面所もよくできとる。
床が細かいタイル貼なんですね
ぱっと見は窓がホントの旧型客車はすりガラスですが
新型は透明ガラスになってるくらい
ただ、水を出すのはセンサーで温水も出ます(今や当たり前か)
当時のようにHとCを両手で同時に押して、イイ感じのぬるま湯がでてくるが
手を放すと止まってしまい、どないして手ぇ洗うねん!というツッコミはできません。
雰囲気は当時の雰囲気が出てますが、設備は現在版ですね
これはこれでよろしい
これは車両端にある、大型荷物置き場
下段の左側にあるのが乗降用ステップで、各扉に係り員が立ち
駅に着く度にステップを出入り口に設置していた
高級なバスで乗降の際に用意するステップのようなものですが
各扉で用意する必要があり、バスみたいに1か所では無い為か
地福とか、津和野到着時にはもう設置もしなくなった。
そして地福に到着
いつもの光景ですね
この昔の時代風の広告もどきもよくできとる
これモニターなんですね
駅に着く際はこんな感じ
駅を出ると、沿線の路線図が映し出され、何処を走っているのかわかるようにしている。
そして津和野に到着
復路も8522に乗って、写真も撮らずに
車内の雰囲気をひたすら楽しむ、オモロイ遠足でした(笑)
そして次の日の朝
完全に役目を終えた、12系レトロ客車は表示類が全て外され
留置され、この4日後に新山口を後に幡生に回送されていきました。
長く活躍し、C57と共にやまぐちの顔であったレトロ客車
様々な名シーンを彩った、この客車も二度と山口線を走る事も無く
そして、保存される事も無く解体の運命は残念ですね。